デジタルものづくりイノベーションハブ

長岡市デジタル推進ラボでは、ものづくり企業から提供された現場課題について、地域共通で見られる4つの課題に対し、3つのWG(ワーキンググループ)1つの開発プロジェクトを設置し、ものづくり企業の課題解決に取り組んでいます

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コーディネーター紹介

武藤 睦治


・長岡市産業イノベーションアドバイザー
・元長岡技術科学大学副学長
 ー研究分野は機械工学・材料工学・システム安全

デジタルものづくりイノベーションハブでは、長岡地域一体となった課題の解決課題解決を通した新事業・新産業の創出を目的としております。ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

WorkingGroup1

日報のデータベース化

「手書きの日報に記載されている情報は見返すことが難しい」

上記の課題に対し、日報をデジタル化し情報を蓄積。社内で共有・検索が容易になるシステムを構築しました。

将来的には、蓄積した技術情報のAIを活用したアドバイスを可能にしていきたいと考えています。

機能

● スマホやタブレットから入力可能

● 音声による日報の入力

● 日報記載の改善情報や対策内容が検索可能に

● 日報に写真や図面を添付し、わかりやすさ向上

日報システムの試用や導入に興味がある方は問い合わせページより、お問い合わせください。

WorkingGroup2

見積もりシステム

「新規品や一品もののオーダーが多く 見積が難しく経験者の属人作業となっている」

上記の課題に対し、これまでの実績データを学習したAIを活用した図面から原価計算可能な自動見積システムの開発をおこなっています。

これにより、多品種少量生産に対応可能な自動見積が可能になります。

機能

● 地域課題である多品種少量生産に対応!

● AIがこれまでの実績データを学習

● 受注図面から原価を計算。利益を加味した見積の作成

AI見積システム開発のための教師データとして 生産管理データを提供していただける企業を募集しています。

提供していただける企業は下記よりご連絡ください。

WorkingGroup3

技術の見える化

「熟練技術者の技術・技能は勘や暗黙知が多く、 短期間で熟練技術者になるのが難しい」

上記の課題に対し、職人の技術・技能を疑似体験できる教育ツールをVRコンテンツで開発し、技能伝承を短期間で可能にしました。

将来的には、企業の求めに応じ各種技術習得 コンテンツを開発していきたいと考えております。

技術習得VRコンテンツ開発実績

(1)きざげ加工の技術習得VRコンテンツを完成しました。(2)打ち刃物製造の技術習得VRコンテンツおよびARコンテンツの開発に取り組んでいます。(2023年3月完成予定)

機能

● 熟練技術の勘や暗黙知をより正確に伝承

● 疑似体験を活用し学習期間を短縮!

● 基礎知識のない新人の基本技術習得の効率化

技術習得のVRコンテンツに興味のある企業は下記よりご連絡ください。

Project

多品種少量生産IoTシステム開発

「三色灯等での稼働状況把握では、 段取り時間等の把握ができない」

多品種少量生産では段取り時間の占める割合が大きく、現場の機械稼働状況を詳細に見える化しすることで生産性向上に望めます。

そこで、必要な加工機械の稼働信号をMTConnectとエッジコンピュータを活用しデータベース化し、暖気運転や段取りなど詳細な加工機械の稼働状態を把握できるシステムを開発しました。

機能

● 機械の作業状況が把握でき段取り時間の短縮につなげる事ができる

● 作業の標準化・効率化により、低コスト・短納期を実現

● 作業の見直し、技術向上にも活用し生産性向上


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ものづくり現場の課題提供や課題解決に協力いただける企業団体を募集しています。
ご協力頂ける企業は、問い合わせページよりご連絡ください。